同級生

新宿で同級生と再会しました。

左が「吉本さん」

右が「ユーキ」。


吉本さんは

実は年齢が僕らより一個上なので「さんづけ」なのです。

理由は、聞かないでやってください(笑)。



ユーキは

今は真っ白白髪ですが

高校時代は

先生も含む学校中の誰もが

「あいつは絶対プロになる」

と信じてやまなかった

とても才能のあるギタリスト・作曲家でした。


僕にとってユーキは

"ライバル"

だったわけですが

対立するどころか

とても仲が良かったのは

ユーキの性格、人格のよさのおかげです。



DVDにも収録した「同窓会-Classmate-」を初めて演奏するライブのMCで話していた

「会うのが恐かった同級生」

というのは彼のことです。

もう音楽をやっていなかったとしても

何かの仕事できっと立派になっている彼と

音楽をやり続けたけれど結局(その時点で)何も残せなかった自分

というのは想像するだけで落差があり過ぎて

再会するのが本当に恐かった。


ところが同窓会の日

ビクビクしながら会場であるお店に入ると

ユーキも

他の同級生も

すんごい笑顔を僕に向けてくれて

僕も

すんごい笑顔になって

なんとも言えない時間を過ごし…


その時卒業以来初めて会う同級生達と話していて気づいたんですよね

みんな、自分にとっての大切な何かが叶わなかった

けれども、そんなものは何の優劣でもなくて

むしろその叶わなかったこと自体も

今のその人を作り上げているものになっている、ということに。


そんな肯定的な思いになれたことで

出てきたのが


"それぞれの叶わなかった思いも、笑顔に溶けてゆくんだね"


というあの曲のサビになるフレーズであり、メロディーでした。



 

10月のユギムラフェスの後のブログで

同級生の息子が観に来てくれた、という話を

書きましたが

そのブログに登場する

「絶対誰にも聴かせるなよと言ったのに

『これ敏郎の曲やねん。聴いたって』

とクラス中の女子にテープを回していた友達」が

吉本さんなんです(笑)。



僕は高校時代ちょっと変わっていて

クラスで集合写真とか撮るとなると

"俺なんかは写らん方がいい"

とトイレに行って時間を潰すような男の子だったんですが

トイレまで僕を探しに来て

「一緒に写真撮ろうや」

と言い続けてくれるのが

吉本さんという男でした。




吉本さんは今は関西ですが

10年ぐらい前まで

東京で舞台役者をやっていたので

以前はしょっちゅう会っていました。

SAFETY SHOES時代の大きなライブには

ほとんど来てくれてるしね。



最近テレビの「爆報! THE フライデー」などの

再現VTRによく出演している田中香子ちゃんも

吉本さんの紹介で友達になったし

考えてみれば

あいつもあの子もあの人も

(そしてこないだ亡くなった庄一郎も)

彼のおかげで知り合った。

とにかくいろんな人を引き合わせちゃう

そんなヤツ。


この日もそうで…

(初めてお会いした)大貫さんという方が

そこにいた全員分すべてをご馳走してくださいました…

大貫さん、本当にありがとうございました。

氷が丸い店なんていつ以来だか…



僕は変にナイーブなとこがあって

去年までは

心の中にある想いを

溜めて貯めて

エネルギーにしていく

そんな感じでしたが

今年は

ためずに出していこうと思います。


きっとその方が

楽しい気がするからさ。


TOSHIO SAKURAI

桜井敏郎 Official Website

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